九州の茅葺民家 28

■ 05,春 佐賀県
この頃の私のお宿は主に無人駅。九州での初日、夜中にふと目が覚めた。 最終電車はとうに去り、締め切り型の待合室は真っ暗。気のせいかと再び眠りにつこうと思ったとき、耳元で「ちりり〜ん」と風鈴の音が…   〔次に続く〕→